EcoFlow Wave ポータブルクーラー レビュー: どれくらい冷えるか実測したら予想外の結末が…

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EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー Baenai.CAMP
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みなさん大注目のEcoFlow Wave ポータブルクーラー、専用バッテリーとセットで買っちゃっいました!
購入時のお値段なんと247,500円です(汗)
もうしばらく何も買えません。。

EcoFlow社 公式でも購入できますが、amazonだとamazonポイントが戻ってくるのでお得です。
ちなみに、、、この記事を書いているタイミングでは¥33880 OFFクーポンがついていました。。。
定価で買ったワタシ涙目です(泣)

■EcoFlow Wave ポータブルクーラー 本体のみ

Bitly

■EcoFlow Wave ポータブルクーラー 本体+専用バッテリーパック

Bitly


ハイエースの車内に設置してでどれくらい冷えるか超ワクワクしながら早速実測実験したのですが、まさかの予想外の結末が待ち受けていました。。

結論から申しますと設置場所を少々しくじりまして、ほとんど冷えなかったんです。。

とにもかくにも設置場所&方法がまずかったです💧

そして油断すると誰もがうっかりやってしまうかもしれない罠です。

※EcoFlow社さんは何も悪くないです。全部自分の凡ミスです…
 しっかり取説を読めばこんなことにはなりません。


購入前の設置場所シミュレーションとしてはイメージがつかみやすいかと思いますので「悪い見本」「注意すべきポイント」としてお役に立てれば幸いです。

動画にまとめてみましたのでご興味ありましたら視てみてください🙌



動画から抜粋した解説ダイジェストもまとめておきますのでEcoFlow Wave ポータブルクーラーの購入を検討されている方のお役に立てれば幸いです。

予約注文だったので待ち遠しかったですが、7月下旬に順次発送されて真夏ど真ん中にどうにか間に合いました。
車庫で軽く動作チェックしましたが実戦投入が楽しみでしかたありません。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー
EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー
EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


EcoFlow Waveポータブルクーラー本体背面からは起動直後や設定温度に向けてガンガン冷やしてる時はフル回転で駆動しているからかかなりの風量の温風が吹き出ています。
そして騒音もかなりのもの。
カタログ値では55dBとなっていますが体感的にはもっと騒々しい気がします。。
どなたかのYouTube動画でデシベル計で計測している方がいて70dBだか75dBだか出てたような記憶があります。。
まぁ、それくらい騒音があると思っていただいた方が良いと思います。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


EcoFlow社さん曰く「ノンドレン方式」を採用とのことですが、個人的には湿度が高い車内で使うことを考えるとノンドレンでは処理が追いつかないので結果的にはそこそこの排水が出ると思っています。
なのでそれなりの容量の排水を受け止められるようにした方が良いと思います。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


ちなみにEcoFlow Waveポータブルクーラー本体側面のこの吹き出し口からもなかなかの排熱が出てくるので設置場所など見極めた方が良さそうです。
体の近くに排熱温風が吹き出して来たらいやですもんね。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


各種操作はEcoFlow Waveポータブルクーラー本体の全面スイッチ類でも操作できますし、スマートフォンやタブレット向けの専用アプリもあるので便利です。
就寝中に温度の上げ下げや風量調整を寝ころんだままスマホで操作できるのはいいですね。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


さてさて車庫でEcoFlow Waveポータブルクーラーの開封の議を行って数日後。
8月上旬のとある猛暑日の東京でどれくらい冷えるのか実測実験しました。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー
EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


結論から先に申しますと、設置方法を盛大にしくじりまして全く冷えなかったんです💧
盲点ではないのですが、うっかりすると同じような設置方法をやってしまう可能性があるので「悪い見本」として参考にしていただけたらと思います。
(※後日、改めて設置方法を見直して実測実験したところバッチリ冷えました!)
と言う訳で、ざっくりですが実験結果をまとめます。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー

14:30から実測実験スタートしました。
気温は35℃の猛暑日です。

我が家のハイエースはセンターコンソールが無くフラットな木板仕様になっているのでEcoFlow Waveポータブルクーラー本体はここに置きました。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


運転席&助手席の1列目(以降、前席とします)から後列~荷室(以降、後席とします)に向けてダクトホースを伸ばしました。
※これがしくじりの一つ目。このダクトホースはEcoFlow Waveポータブルクーラー本体背面の排気ダクトとして使うべきでした。。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


ハイエースのリアハッチを開けたところから見た景色。
荷物がごちゃごちゃですみません。。
まぁ、私の場合のこれが実際に使用するリアルな散らかり方なのである意味実験サンプルとしては都合が良かったです(すみません、、、言い訳です。。)

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


後席の温度は36.5℃です。
とてもじゃないですが車中泊はできませんね。。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


EcoFlow Waveポータブルクーラー本体を置いてある前席は38.1℃です。
フロントガラスからの日差しの影響もあるので後席より過酷な状況ですね。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


EcoFlow Waveポータブルクーラー本体につけた専用バッテリーで動かしています。
まずは満充電でスタートです。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


全てのセッティングを終えた段階で前席が38.2℃、後席が36.8℃です。。
これは中々過酷なシチュエーションですね。。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


前席と後席をカーテンで仕切って実験スタートしたのですが、これがしくじりの2つ目。
EcoFlow Waveポータブルクーラー本体の全面からは冷えた空気を吸い込んで本体内でさらに冷やして前面上部の冷風吹き出し口から吐き出す仕組み。
それをずっと循環するのですが、今回、カーテンで仕切った際にEcoFlow Waveポータブルクーラー本体前面の冷風の取り込み口が排熱が充満した前列に設置されることになってしまいました💦
これが最大の失敗でした。。
熱い空気を吸って頑張って冷やし、その際に一生懸命冷やさないとならないからフルパワーで稼働する必要があり、そうなると電気も700W前後消費するし排熱も熱々。。
しかもしくじりの一つ目に書いた通り、ダクトホースを排気に使わず前面の冷風吹き出し口につけたことで前列に排熱がどんどん溜まるという悪循環に。。
熱い空気を吸っては大して冷えていない空気を吐き出す悪循環に陥りました。。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


と言う訳で、そのような状況の中での計測結果ということをお含みいただきながらの計測レポートとなります。。あらかじめご了承ください。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


実験開始から約1時間経過。
後席は36.6℃とほとんど変わっていません。。
前席はなんと49.3℃です。。

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バッテリー駆動ではあと1時間です。。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー
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実験開始から約2時間経過。
後席35.5℃、前席50.1℃。。
前席の空気が高温のためうまく冷やせていないようです。。
やはり排熱をダクトホースを使ってきちんと車外に排出しないとダメですね。。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー
EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


実験開始から約2時間半経過したところでトラブル発生。
ドレンホースは付けていたのですがホースの取り回しに一部不備があってく水が溜まってしまったようです。。
ホースは高いところから低いところに排水が流れるように注意が必要です。
取り回しの都合で平らなところに置いたつもりが若干上向きだったり、ホースがよれて水がうまく流れないとホースの途中で水が留まってしまいエラーの原因になる可能性があります。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


ひとまず排水して計測再開です。
後席35.3℃、前席47.1℃です。。
この時点で実験開始時からほとんど変化(成果)がありません。。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー
EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー

そしてセットで購入した専用バッテリーパックのバッテリーが空になりました。。
基本的に温度も風量もMAX設定にしていたとは言え、110,000円(税込)のバッテリーがまさかの3時間程度の稼働にショックを隠せません(泣)
※16℃設定にして700W前後でぶん回したので当然の結果で、今回のような設置場所のしくじりがなければここまで消耗は激しくないと思います。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


車内も35℃付近と冷えているとは言えないのでサブバッテリー(100Ah)につないで実験を継続します!
後席は35.2℃、前席は47.2℃です。
冷風の吹き出し口にも温度センサーを置きました(左下の1番の表示)

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


サブバッテリーに切り替えてから約30分経過しました。
バッテリー残量は82%になっています。
700W前後(たまに500W前後)のほぼフルパワー動作してるのでバッテリーの減りが激しいです。。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


サブバッテリーに切替てから45分が経過しました。
冷風は23.9℃になっています。前席の47.4℃を吸って23.9度を吐き出している状況です。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー

バッテリー残量は68%。
これは機械にとってはなかなか過酷な状況ですね。。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー
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18:00になりました。
実験開始から約3時間半経過。

後席は32.2℃。冷風は21.9℃です。
開始時は36.5℃だったので少し下がりました。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


サブバッテリーの残量は52%。
1時間で約半分、48Ahバッテリーを消費しました。。
やはり700W前後のブン回しはパンチ力ありますね。。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー
EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


18:20になりました。
実験開始から約3時間50分経過。
サブバッテリーに切替てから約1時間20分経過。
残量は36%です。
このペースだとあと40分程で空になりますね。。
車内温度はもう少し空けてから計測します。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー
EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


18:45。
実験開始から約4時間15分経過サブバッテリー保護のため、これにて実験終了!
サブバッテリーに切替てから約1時間45分経過。

後席は31.3℃。冷風は22.9℃。前席は48.6。
4時間やって全体的にはほとんど変わっていません。。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


計測実験のラスト1時間は31℃~32℃の車内後席で過ごしていました。
ダクトから約22℃の冷風を直接浴びていたので30℃超でも過ごせましたが、ダクトの前から離れる30℃超の空間なのでじんわりと汗ばむくらい暑いです。。
設置場所と排熱の処理、冷風の吹き出し方など入念に検討しないとこのような結果になりかねません。。

また、計測していて気になったのが、このサイドの排気口からも中々の温風が出てきます。
フルパワー駆動しなければもしかしたら気にならないかもですが、今後気になるようなら対策してみようと思います。

ここには専用ダクトなどが付かないので適当なホースを買ってきてDIYする必要がありそうです。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー

ドレンからの排水ですが、4時間超でこれくらいです。
4Lの焼酎ボトルを使用しています(笑)
排水量を計っていませんが400~500mlくらいありそうです。
車中泊にせよテント泊にせよドレンからの排水対策はそれなりに必要ですね。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー
EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー

EcoFlow Waveポータブルクーラーの計測実験のまとめは以下の通りです。

【計測実験のまとめ】
外気温:35℃、設定温度:16℃
※常時フルパワー稼働

●EcoFlow Wave専用バッテリーパック
約2時間20分稼働
車内温度:36.8℃→35.2℃(-1.6℃)

●サブバッテリー(100Ah)
約1時間55分稼働 ※バッテリー保護の為終了
車内温度:→35.2℃→31.3℃(-3.9℃)

冷房結果:
稼働時間:計4時間15分(14:30~18:45)
車内温度:36.8℃→31.3℃(-5.5℃)


今回の計測実験では、最初はもっとガンガンに冷えると思っていました。
検証のゴールも「こんなに冷えます!おすすめです!」となると思ってワクワクしていました。
しかし計測を進めても全く冷える気配がないので「この性能で275,000円か…(泣)」と思っていましたが、、、状況を色々と考えると「もしかして設置場所が悪いのかも?!」「排熱処理がダメかも…」と途中で気づきました。。

ある程度検証も進んでいたので、今回は「ひとまずこの設置パターンはどうなるか?」を見届けることにました。

変な言い方ですが、「これより悪い結果になるパターンはないだろうな」と。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


今回の前席に設置し冷風吹き出し口にダクトを付けて前席と後席をカーテンで仕切るやり方は同じように設置する方も多そうなパターンかと思います。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー

同梱されるダクトホースは直径13cmと16cmの2本しかありません。
13cmの方が冷風側と温風側共通です。

窓の位置、車内のレイアウト、どこにどのダクトを使うかでおのずと設置場所は決まってくるかもしれませんね。13cmの方を冷風側に付けてしまうと背面からの温風が居住スペースに充満してしまいます。
なので、正解はおのずと背面の温風吹き出し口と温風吸気口にダクトをつけてるのが基本になると思います。
そうすると冷風はダクト無しの直噴になります。
上下は動かせますが左右は動かせません。
好みの風向きにするにはUSB扇風機などで風の向きをコントロールする必要がありそうですね。
メーカーさんがダクトをもう1本同梱してくれると良いんですけどね。。

なので、購入をご検討の方はご購入前に設置場所に本体+ダクトホース分のスペースを確保できるか寸法を測ることをおすすめします。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実際にどれくらい冷えるか実測実験・レビュー


最後に繰り返しになりますが、この冷風取り込み口を排熱と一緒の場所に設置してしまうパターンではほとんど冷えないですし、EcoFlow Waveポータブルクーラー本が一生懸命冷やそうとして700W前後のフルパワーで動き続けるのでバッテリーの消費が激しく、専用バッテリー+サブバッテリー100Ahでは約4時間~5時間動かすのがMAXだと思います。

もし似たような方法で設置を検討されている方はダクトの取り回しとAC電源が確保できるか、冷風取り込み口をしっかり分けられるか、そのあたりを考慮された方がよろしいかと思います。
ちなみにダクトはどちらも1mまで伸びます。
(正直、1.5m伸びるとおける場所の選択肢が広がるのですが1mって結構絶妙に、、、短いです。。💦)

みなさんはこんなうっかり設置ミスはされないと思いますが「冷気吸い込み口」「温風吹き出し口」の位置にはくれぐれもお気をつけください。

近日、正常設置してリベンジ計測してみます!
リベンジしました!
気になる結果はこちらにまとめました。

EcoFlow Wave ポータブルクーラー レビュー:実測リベンジ!結論から言うと「最高」です!


■EcoFlow Wave ポータブルクーラー 本体のみ

Bitly

■EcoFlow Wave ポータブルクーラー 本体+専用バッテリーパック

Bitly


【追記】
実測大失敗の数日後、猛暑日の中、計測リベンジしました!


EcoFlow Wave ポータブルクーラー 実測リベンジ!結論から言うと「最高」です!

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