Panasonicのシェーバー ES6015の電池交換で快適を取り戻した!

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パナソニックの電気髭剃り ES6015の電池交換 家電・電気製品
パナソニックの電気髭剃り ES6015の電池交換
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もう10年くらい使っているPanasonic(旧National)のシェーバー ES6015が充電しても全く充電されない症状になって早数年。

Panasonic(旧National)のシェーバー ES6015
Panasonic(旧National)のシェーバー ES6015

AC電源をつなげば普通に使えるのでだましだまし使っていたんだけど、薄々面倒くささを感じていたので思い切って充電池を交換してみたら完全復活!そしてメチャ快適!

交換用の電池も数百円~1000円程度だし、作業時間も大してかからずサクッと完了。

今までの地味に面倒だった毎回電気髭剃りにAC電源を挿す作業から解放されて、さっさとやっておけば良かったと大後悔。。

と言うわけで、電池交換した時の手順を撮っておいたので備忘録的に残しておきます。
もし同じように充電できずにシェーバー ES6015 の電池交換いらっしゃる方がいましたら参考になれば幸いです。

■必要なもの
・精密ドライバー
・ボディを開けるための細いヘラ状のもの
 ※よくあるマイナスドライバーでもOK
・交換用の電池:ES7025L2507N

電池交換作業には、小さなネジを外すので精密ドライバーが必要です。
100均に売ってるもので十分です。
ただ、100均のものは先が弱いものがたまにあるので今後も使う予定があるようでしたら先を交換できるタイプを1セット持っておくと何かと便利です。
ワタシが使っているのはこちらです。

精密ドライバーのセット
https://amzn.to/38eCMQE

そして交換用の電池の型番は「ES7025L2507N」
古いモデルなので在庫切れのお店も増えてきました。
amazonさんやヨドバシさんなどはすでに在庫切れで取り扱いなし。
楽天さんでわずかにありました。




【追記】
こちらの「ES6013L2507N」が代替使用できるようです。
※念のため適合可否は購入店様へご確認ください。

https://amzn.to/2MYEChg
パナソニック Panasonic シェーバー用蓄電池 バッテリー ES7025L2507N
交換用の電池の型番は「パナソニック Panasonic シェーバー用蓄電池 バッテリー ES7025L2507N


必要なものはこれだけ。

長いこと使用していたので細かな剃った髭がちょこちょこ落ちてくるので分解する際には予め新聞紙など敷いておいた方が片付けが楽ですよ~。
それでは早速分解していきます。

■手順01:まずは全体を眺めて外す場所の確認
どこが外れそうか確認しておくと作業がスムーズです。
外す場所は、底面の黒いカバー、左右のパネル(銀色の部分)、背面のスライドパーツです。
髭を剃る際に顔に当てる金属メッシュが付いているヘッド部分のキャップはしばらく外さずに作業できます。

Panasonic(旧National)のシェーバー ES6015P 正面
Panasonic(旧National)のシェーバー ES6015 正面
Panasonic(旧National)のシェーバー ES6015 背面
Panasonic(旧National)のシェーバー ES6015 背面。
使い込んでて汚くてすみません。。
Panasonic(旧National)のシェーバー ES6015 底面
Panasonic(旧National)のシェーバー ES6015 底面

■手順02:最初に外すのは電源差し込みがある底部のネジ

最初に外すネジは底部のネジ。特に力もいりませんのでプラスの精密ドライバーをしっかり押し当てながら回せば簡単に外せます。
ネジが外れたら黒い外装パーツのそのままスポっと引っ張って外せます。
外したネジをなくさないように気を付けましょう。

Panasonic(旧National)のシェーバー ES6015 底面

■手順03:左右のパーツを外す
これは薄いヘラ状のものがあれば何でもよいのですが、隙間をコジるので普通のマイナスドライバーで十分です。
ゴリゴリやらなければ傷がつくことは無いと思いますが、気になる方はドライバーの先をテープ等で養生しておくと安心です。
イメージは、隙間にドライバーを入れて右に1/8回転・左に1/8回転させるようにコジるとテコの原理で簡単にパコっと外れます。
おそらく接着剤等は使われていないので、上下へのコジりも交えながらビビらずコジコジしましょう。

Panasonic(旧National)のシェーバー ES6015 側面カバー
Panasonic(旧National)のシェーバー ES6015 側面カバーを外したところ
両サイドのカバーを外したところ(正面)
Panasonic(旧National)のシェーバー ES6015 側面カバーを外したところ
両サイドのカバーを外したところ(背面)

■手順04:背面のスライドパーツを外す
このパーツ、なんて言うんですかね。もみあげとかを軽くカットするミニバリカンみたいなやつを起こすスライドパーツも外します。
上側にカチっとスライドしてミニバリカンを起こした状態でスライドパーツの隙間にマイナスドライバーを突っ込んでコジコジすれば外れます。
キズが気になる人はドライバーに養生しつつ優しくコジコジしましょう。

背面のスライドパーツの隙間にドライバーを差し込んでコジコジすればすぐに外れます
背面のスライドパーツの隙間にドライバーを差し込んでコジコジすればすぐに外れます
スライドパーツを外した写真
スライドパーツを外した写真
スライドパーツを外した際にどうやって付いてたか覚えておくと戻すときに楽ですよ~
スライドパーツを外した際にどうやって付いてたか覚えておくと戻すときに楽ですよ~

■手順05:いよいよネジ外し。最初は正面の2本
外装パーツなどの邪魔なものを外したらいよいよ本体を開けるためにネジを外していきます。
まずは正面の2本。chargeランプのあたりの左右の2本です。
特に難しいことはありませんが、小さいネジなのでネジの頭の+溝を舐めない(潰さない)ように精密ドライバーをしっかり押し付けて回しましょう。
個人的には押し付ける力が6~7割、回す力が3割~4割なイメージです。

chargeランプのあたりの左右の2本をはずします
chargeランプのあたりの左右の2本を外します
かなり小さいネジなのでなくさないように注意しましょう
かなり小さいネジなのでなくさないように注意しましょう

■手順06:背面のネジを外す
続いて背面です。
背面には左右にそれぞれ3つずつ、計6本のネジがあります。
背面のネジも同じ要領で外していきましょう。
外す際順番は偏らないようにしましょう。
例えば、左側だけ先に3個外してから右側の3個、とか、上側左右→中段左右→下段左右など一か所に集中せずに、左上→右下→中段左→右上→左下→中段右のように(他の並びでもOKです)なるべく対角線上にあるネジを外していくと一か所に負荷がかからないので外しやすくなりますしパーツの破損防止にもつながります。

背面には全部で6本のネジがあります
背面には全部で6本のネジがあります

また、外したネジはどの位置から外したものか覚えておきましょう。
今回外したネジはパッと見どれも同じものに見えますが、よく見ると中段に付いていたネジが少し長いものでした。
「中段のやつが長かったな」と覚えておいてもよいですが、私はすぐに忘れてしまって焦るので写真のように「付いていた通りに並べて」おきます。
並べたらスマホで写真を撮っておくとうっかり吹き飛ばしても安心です(笑)

中段についていたネジが長いです
中段についていたネジが長いです

正面側に付いていたネジも一緒に並べてみました。
写真には写っていませんが、底面のネジも一緒に並んでます。
これで安心です ^^

並べておけば元に戻すときに悩みませんよ~
並べておけば元に戻すときに悩みませんよ~

■手順07:ネジを外したらいよいよバッテリーの取り出しです
これですべてのネジを外しましたので、バッテリーを取り出すためにボディー本体を正面側と背面側にパカっと開けます。
ここで刃部分をカバーしているヘッドの金属メッシュが付いているカバーパーツを外しておきましょう。
ここまで来ればどこからでも開きますので、適当な隙間を見つけてドライバーを差し込んで優しくコジコジすればOKです。

いよいよ電池が見えてきました
いよいよ電池が見えてきました

パカっと開いたらゴムパッキンが付いているのでなくさないようにしましょう。
電池交換の作業的は付いたままで影響ないので、どうやって付いていたかわからなくならないようにそのままそっと戻しておくと良いでしょう。

ゴムパッキンを切らないように注意。そのままきれいに戻しておきましょう。
ゴムパッキンを切らないように注意。そのままきれいに戻しておきましょう。

■手順08:やっと電池が見えてきました。
基本的に電池を普通に外すだけなのですが、これが意外にガッチリはまっています。
加減が難しいですが、私は側面からマイナスドライバーを突っ込んで優しくコジコジしました。電池のケース部分(グレーのパーツ)を割らないように注意しましょう。
一か所がダメなら他の場所でやってみたり、取れやすい場所を探してみましょう。
無理は禁物ですよ~

構造は単純。ほとんど電池とモーターが場所をとっていますね。
構造は単純。ほとんど電池とモーターが場所をとっていますね
まわりのパーツを破損しないように優しくコジコジして電池を取り出します
まわりのパーツを破損しないように優しくコジコジして電池を取り出します

■手順09:古い電池を外したらいよいよ新しい電池に交換
左が新し電池、右が古い電池です。
パッと見た感じは同じものですが、ロゴが今ではお目にかかれない「National」のものです。時代を感じますね。
よく見てみると新しい方には謎の白い円盤状のプラスティックが付いています。
これが一体何なのかちょっと調べてみたのですがわからずで、外して付けるとちょっと緩い、つけたままだとちょっときつい、そんな塩梅なんです。
なので、後々緩むのは面倒なのでここは「白い円盤は付けたまま」にしました。
これが正解なのかわかりませんので、皆さんもどっちにするか試してみてください。
もしかしたら個体差もあるかもしれません。

奥までキッチリとはまったら、一度電源につないで充電ができるか(chargeランプが点くか)確認しておくとよいでしょう。感電することは無いと思いますが念のため端子部分などに触らぬようご注意ください。

■手順10:外した時と逆の順番でもとに戻して完成
新しい電池をセットしたら外した時と逆の順番で元に戻します。
特に気を付けることはありませんが、ゴムパッキンがずれたりせずにきちんとはまっているか、外したネジ微妙に長さが違うものがあるのでもともと付いていたところにきちんと戻しましょう。
ネジを全てとめたら外装パーツもパチパチとハメて行きます。

全て元通りに戻したらゆるみがないか、ゴムパッキンのはみ出しがないか確認しましょう。
確認が出来たら待ちに待った充電です!
chargeランプが正常に点いていれば完成!しばらく充電してから試運転。
晴れて購入当時の電池持ちが復活です!やった~!

充電中もその後の使用中も異常な発熱も異臭もないのでこれでバッチリです。
毎日使っても全然パワーが落ちず、「あぁ、こんなに違うのか」と感動しました。
それほど髭も濃くないのですが使用時間が短いからか2週間ほど使ってもまだまだ電池は切れなそうです。
毎日電源につないでケーブルをブラブラしながら剃ってたことを考えると快適過ぎです(まぁ、これが本来の使い方なんですが ^^)

と言うわけで、長々と書きましたが電池交換を迷っていましたら絶対交換した方が良いです!慣れてる人なら15分もあればできちゃいます。
こびりついた髭カスが落ちてくるので新聞など敷いておくことをお忘れなく~



【追記】
交換用の電池の「ES7025L2507N」は、古いモデルなので在庫切れのお店も増えてきました。
こちらの「ES6013L2507N」が代替使用できるようです。
※念のため適合可否は購入店様へご確認ください。

https://amzn.to/2MYEChg

なお、ここに記載してある手順は個人的な備忘録となります。
メーカーとしては個人による分解・交換を推奨しておらず、電気製品ということもありメーカーへ修理を依頼して欲しいとのことですので、もし交換される場合はあくまでも自己責任ということでお願いいたします。

コメント

  1. NNS より:

    後継モデルの蓄電池にて、無事に電池交換できました。
    丁寧な解説でとても助かりました。
    ありがとうございました(^^

    • トトさん トトさん より:

      お役に立てて良かったデス!
      私の場合、充電完了して昔のように電池が復活した時「おおっ!」って声に出ちゃいました(笑)

  2. […] いずれにしても1万円程度の修理費用がかかるようです。また、最近のPanasonicさんはどんなに警備な故障でも純正の修理部品の販売は行っていないようです。以前、電動髭剃り「Panasonicのシェーバー ES6015の電池交換で快適を取り戻した!」の電池交換の時もそうでしたが純正の交換電池のみの販売は行っておりませんでした。ちなみに、1万円あれば後継機種が買えてしまいます。 […]

  3. KU より:

    参考にさせていただき、後継電池で無事交換できました。ありがとうございます。
    白い円盤ですが、私のシェーバーにも後継電池にも、白い円盤ではなく、薄い金属のワッシャーとゴムダンパーのようなものがついていました。ボディーの内側にはまる部分がありますので、古い電池を取り除く前に、どの場所についてるのかを確認してから作業した方がよいと思います。取り付け方は、電池の長い軸の最先端にゴムダンパーとワッシャーを差し込んでおき、そのままはまる位置までもっていってから、軸を外に出す穴から外に出すという感じです。言葉で書くとわかりにくいので、作業前に、現状をよく観察することをおすすめします。
    私の場合、新しい電池にワッシャーとゴムダンパーがついているのを知らずに、古い電池を取り外す際に1本の古いゴムダンパーとワッシャーが取れてしまったので、どうやって復旧すればよいのか試行錯誤していたら、新しい電池にも付属していることが分かり、やり方が分かりました。

    • トトさん トトさん より:

      コメントありがとうございます。
      金属ワッシャーとゴムダンパーのようなものバージョンもあるんですね。
      「輪を外に出す穴から外に出す~」はイメージできました!
      私が使っていた古い電池は何もついていなかったみたいなので、もしかしたら製造年で使う電池がまちまちなのかもしれませんね。
      貴重な情報ありがとうございます!

  4. Yuji より:

    今まで、ES7017を愛用していましたが、メーカに頼んでも古すぎて電池交換対応してくれません。
    仕方なく、電池はNi-Cd 600mAなのでバリカン用ER5209L2507Nを市場で購入して充電しました。
    フル充電後、約1週間は快調で、新品同様でしたが、2回目からは24時間充電しても5分くらい使用するとバッテリーが無くなってしまいます。
    ネットでES6013L2507Lを見つけましたので、交換しようと思いますが、バリカン用と、シェーバー用では、容量が同じでも、性能が全く違うのでしょうか。
    ご助言いただけると幸いです。

    • トトさん トトさん より:

      Yujiさん、コメントありがとうございます!
      そして返信遅くなりすみません

      ・愛用のES7017
      ・バリカン用ER5209L2507N
      ・ネットで見つけたES6013L2507L
      ネットを調べてみたのですが、どれも詳しいスペックや仕様の情報が拾えないので比較ができませんでした。。
      バリカン用とシェーバー用で「容量が同じ」なら基本的には使える電気の量は同じですが、バリカンとシェーバーが使用する電気の量が異なれば、電気を食う方が先に電池が空になってしまいますね(当たり前と言えば当たり前ですが…^^)

      バリカン用に購入したER5209L2507Nが1週間後にフル充電から5分で空になるというのはちょっとキビシイですね。。
      数年かけて徐々にならわかるのですがハズレ品の可能性もありますね。。

      ちなみに大陸系のネット通販のAliExpressで
      1450mah電気シェーバー電池パナソニックES7017 ES7006 ES8067 ES7026 ES7027 ES7025という互換電池が売ってるのを発見しました。
      https://ja.aliexpress.com/item/1005002378918614.html

      たまにAliExpressで買い物しますが、商品自体に当たりハズレが多いので割り切りは必要ですが。。
      今のところ商品が届かないということには遭遇してないです。
      決済~配送~到着でトラブルの際は英語(や中国語)でのやり取りが必要になるのでハズレ引いても諦められる低額品しか買ったことないです(笑)
      納期も遅いので急ぐ商品には不向きですが。。

      お役に立てるコメントができなくてすみません

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