大好きな焼肉を食べ盛りの子供たちとお店で食べるとなかなかの出費になり始めた我が家。
少しでも安く沢山のお肉を食べれるように自宅で焼肉をすることが増えたのですが、悩ましいのが食べた後の臭い。
リビングが2~3日焼肉臭くなるので食べたいけど臭いが残るからなぁ~、とモヤモヤしていたので思い切ってテーブルの上から煙を吸い込める排煙ダクトを自作しました。
これが予想以上に大正解でした!
材料もホームセンターで簡単に手に入るBBQ用アルミトレイ、アルミダクト、プラダン、テープやワイヤーなどの100均小物でサクっと作れちゃうものなので自宅焼肉大好きな方には超オススメです!
こちらのブログでは動画のダイジェストを解説します。
「実際に作ってみたいから静止画でゆっくり見たい!」という方は以下を参考になさっていただけると幸いです。
実際に使っているシーンがこちらです。
画像だとわかりづらいかもしれませんが、勢いよく上に吸い込まれています。
使用する材料や道具はこんな感じです。
吸い込み口のフードには「キャプテンスタッグ」の「アルミバーベキュー深型プレート」を選びました。
アルミダクトには100Φのものを選びました。
実際に購入したのはスーパービバホームで買ったものですが、耐熱で加工しやすければこれじゃなくてもOKです。
ネット通販でも同等のものがあります。
■100mm×3m
■ちょい長めの100mm×4m
プラダンは何でも良いです。
油汚れが付いた時のことを考えて淡い色よりは濃い目の色の方が汚れがまだたなくて良いと思います。
■フジモリ産業 アルミフレキ 100φ
換気扇側のプラダンには100均で売っている強力磁石(ネオジム磁石)をつけておくと換気扇に取り付ける時の仮留めがかなり楽になります。
片手で押さえてもう片方の手で養生テープで貼っていくのがなかなか面倒なので、磁石でくっついてくれると一人でも作業ができて捗ります。
アルミトレイ、アルミダクトをつなぐ(貼る)ためのアルミテープとスチール製のワイヤーは100均で買いました。
今回はアルミテープにしましたがダクトテープなるものの方が耐熱性は上かと思います。
ダクトテープの方がおそらく若干固いと思うので、ペラペラなアルミテープの方が加工のしやすさは上かと思います。
耐熱的にも問題ありませんでした。
スチール製のワイヤーもこれじゃなくてもなんでもOKですが、熱を帯びた熱い煙を吸い込んでいるダクトを吊るすので念のため金属製が良いと思います。
我が家は天井照明がこのタイプなのでそこから吊るしましたが引っ掛けるところが何もない方はこんなフックが便利です。
換気扇とプラダンの取付け(貼り付け)には養生テープを使用しました。
使用する道具は、カッター、ハサミ、油性マジック、メジャー、カッティングボード(傷防止。段ボール等でも可)、定規。
材料と道具の準備はこれで完了です。材料も道具も似たようなものであれば他でもOKです。
まずは吸い込み口側のアルミトレイの加工作業から。
真ん中にアルミダクトを通す穴を円状に空けるための穴を書きます。
アルミダクトをあてて油性マジックで書くのが簡単です。
円を書いたら8分割になる線を書きます。
この8分割はダクトホースとの貼りしろになります。
切り込みを入れるコツは円よりも少し大きめくらいが後のダクトホースをつなぐ作業がやりやすいです。
最初の2本くらいはカッターの方がが作業しやすいですが、ある程度切れたらハサミの方が楽でした。
切り口が鋭いので気を付けてましょう。
この作業だけでも軍手があるとGoodです。
穴が開いたらダクトホースを取り付ける作業です。
ダクトホースは縮めて収納できますが、先端部分は貼り込んでしまうのでしっかりと伸ばしておきましょう。
数cm程度伸びていればOKです。
作業は至って簡単です。数センチに切ったテープをひたすら貼っていくだけの作業です。
とにもかくにも事前にひたすら切っておくと貼り付け作業が捗ります。
ホースが下までいかないように箱で底上げして作業しています。
次の作業で裏側からもホースを留めるために
貼りしろ用に1cmくらい中に出っ張るようにして貼ります。
撮影の都合でホースを立てて作業していますが横でもOKです。
ちなみに今回の作業で一番面倒臭かったのが予め大量に切っておいたアルミテープを台紙から剥がす作業でした。
切ったテープの角が台紙からなかなか剥がれなくて超イライラしました(笑)
数枚剥がしトレイとかテーブルとかに仮で貼っておいても直ぐに使い切っちゃうし変なところにくっついたり。。。
そこで編み出したのが養生テープを1cmくらいちぎってそれをアルミテープの角に少し貼ってめくるように剥がすとアルミテープの角が浮き上がるように剥がれるので簡単に剥がせるようになりました。
画像にはありませんが各段に作業効率が上がるのでアルミテープを剥がす時にイラっときたら養生テープの切れ端を思い出して下さい(笑)
後はひたすら貼って行きます。
表側がある程度貼れたら次は内側も貼っていきます。
少し出しておいたダクトホースに切り込みを入れます。
固定のための貼りしろなので適当でOKです。
もっと長く貼りしろを出してもOKです。
お好みの長さで良いと思います。
切ったホース部分をしっかり折り返したらこれもひたすら貼っていきます。
トレイの内側は油を含んだ熱い煙がガンガン通るので隙間がないようにしっかりと貼り込んで行くのがポイントです。
内側も外側も隙間なく、かつ剥がれないように貼れたら吸い込み口側のアルミトレー取付け作業は終了です。
換気扇にプラダンを付けるのに全体をすっぽり覆うか、フィルター外して開口部だけ覆うかまよいましたが、プラダンがコンパクトになるのでフィルターを外す方法にしました。
と言う訳で、フィルター外して寸法を測ります。
基本的にはピッタリサイズが理想ですが、最終的に養生テープで隙間なく貼ってしまうのであまりシビアにならなくてもOKです。
測った寸法をプラダンに書いたら切っていきます。
換気扇の形状に合わせて角を丸くしたり、フィルターを固定する金具の出っ張り部分を切り取ります。換気扇とプラダンの間に隙間があるとその隙間からも空気を吸ってしまい吸引力が落ちてしまいます。出っ張りごとプラダンを貼る場合は余裕をもって大きめにした方が空気漏れが減ると思います。
出っ張りなどの調整切り込みが終わったらダクトホースをつなげる穴を空けるためにホースをあてて油性マジックで書きます。
作業していてこのタイミングで気づいたのですが、アルミトレイ側のホースを先に付けてしまったので書き写し作業がめちゃくちゃやりづらかったです(笑)
アルミトレイの貼付けよりもプラダンへのダクト径書き写しを
先にやっておいた方が良いかもしれません。。
ダクト径を書き写したらカットします。
換気扇側もアルミテープでがっちり貼り込むのである程度隙間があってもOKです。
換気扇側のダクトホースもしっかり伸ばしておきます。
差し込んだら貼りしろ分を折り返すので切り込みを入れておきます。
差し込んだら折り返しておきます。
吸い込み側と同じように換気扇側もアルミテープでひたすら貼っていきます。
反対側もひたすら貼っていきます。
アルミテープを隙間なく細かく貼りまくって、仕上げに漏れと剥がれ落ち防止のために広範囲に貼りました。
吸い込み側のアルミトレイも漏れと剥がれ落ち防止のために広範囲に貼りました。こっち側がテーブル上にぶら下がります。
材料のパートで紹介した強力磁石を(ネオジム磁石)を4個付けました。
換気扇側の取付け作業が各段に楽になります。
接着剤だけだと磁石が強すぎて取れてしまったので養生テープで補強しました。
磁石も外れなくなったのとテープを1枚挟むことで程よい磁力になり付け外しが楽になりました。
取付けを2人で出来れば磁石は無くても大丈夫ですが、一人で取付け作業する場合はちょっと面倒です。
バンザイの姿勢で片手でプラダン押さえてもう一方の手で養生テープを貼る作業がなかなかキツイです(笑)
磁石がなくても問題はありませんが、作る際に磁石を付けてしまえば使うときに楽になるので個人的には「磁石あり」がオススメです。
完成したダクトは天井からワイヤーで吊るしています。
我が家はスポット照明のレールにぶら下げましたがこんな感じのねじ込みフックを天井に付けても良いと思います。
最近はおしゃれなものもあるようです。
取り付けたら養生テープで貼りつけます。
仮止めしてから隙間なく貼る方がやりやすいです。
画像では仮留めのため飛び飛びで貼っていますが、この後隙間なくピッチリ貼ることで吸引力を上げています。
このくらいでも十分吸い込むのでピッチリ貼るのが面倒な方はこれくらいで試してみるのもありかと思います。
キッチンとリビングがモーレツに散らかっていてお見苦しいためモザイク処理しています(笑)
換気扇からテーブルの上にダクトを伸ばして天井の照明レールからぶら下げています。
吸引力チェックでティッシュをすいこませてみました。
ティッシュが勢いよく吸い込まれています。
以前、うっかり手を放してしまって換気扇の方まで飛んで行くくらい勢いがあります。
カセットコンロはイワタニの炉ばた大将 炙家(あぶりや) と別注の6mm厚のスリット入り鉄板を愛用しています。
■愛用の「カセットガス炉ばた焼器 炙りやII CB-ABR-2」
※動画内で使っているものの後継機です
■カセットガス炉ばた焼器 炙りや用6mm厚の鉄板
この鉄板、めちゃくちゃおすすめです。
厚みがあるので熱が均一に伝わるので網よりも端っこまで上手に焼けます。
そして何より焼き具合が違うので安いお肉はワンランクアップに、高いお肉はさらに美味しくいただけます。
ホント、おすすめです!
お肉はスーパーの激安ファミリーセット的なお肉です。。
脂がジュっと焼けた煙がどんどん吸い込まれていきます。
沢山乗せるとその分煙もどんどん出てきますがトレイの外に漏れることなくグイグイ吸ってくれます。
イワタニの炉ばた大将 炙家+スリット鉄板だと下に落ちた脂が炎で焼かれるので余計に煙がでますが
それでも全然吸い込むパワーがあります。
脂の多い焼き鳥の皮も大丈夫です。
画像にはありませんが煙最大級のピートロも大丈夫でした。
映像だとわかりづらいかもですが、煙が真っすぐ上に吸い込まれています。
材料費は多少前後しますが計2000円強程度でしょうか。
プラダンはネット通販よりもホームセンターの方が買いやすいかも。
ネット通販だと5枚や10枚のセットが多いですし1枚だと送料割高だったり。
参考までに概要欄に同等の材料を貼っておきますのでご興味ありましたら見てみてください。
いかがでしょうか。
焼肉食べたい!安く上げたい!部屋が臭くなるのは嫌だ!
という方はぜひとも試してみてくださ~い!
最後に今回使用したものと同等の材料をまとめておきます。
■キャプテンスタッグ アルミバーベキュー深型プレート
大きさ、深さが卓上ガスコンロにベストマッチです!
■フジモリ産業 アルミフレキ 100φ
・100mm×3m
・100mm×4m
■プラダン (ブラック) 【4×900×910mm】
■アルミワイヤー
■愛用の「カセットガス炉ばた焼器 炙りやII CB-ABR-2」
※動画内で使っているものの後継機です
■カセットガス炉ばた焼器 炙りや用6mm厚の鉄板
仕様BGM:フリーBGM「かえるのピアノ」/作(編)曲 : こおろぎ さん
かえるのピアノ @ フリーBGM DOVA-SYNDROME OFFICIAL YouTube CHANNEL https://www.youtube.com/watch?v=bogzWYYz91U
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